インターネットでオーダーメイドを受注する。

In: マーケティング情報

30 4月 2008

ボクはこういう話が大好き。

IndoChinoがオーダーメイドスーツを販売

IndoChino

いまだに、ネットでオーダーメイドなんてあり得ない、と思っている人は結構多い。すべてをネットで完結しようと思うからそうなるのであって、見込み客にリーチする部分にネットを活用すると思えばどうということはない。要するに入り口でありさえすればイイわけですね。

オーダーメイドスーツといっても、タイプがいくつか用意されていてその中から選ぶので、いわゆるセミオーダーメイド。気軽にオーダーできる価格帯のメニューを中国で縫製することで実現している。最初のオーダーには、なんと無料のシャツもついてくる。

サイズの見方や寸法の計り方も解説されていて、ネットでオーダーする不安を少しでも解消しようとしているところは見習いたい。お、生地カタログも無料で進呈しているな、感心感心…と言いたいが、実は日本にはもっと上手がいる。

オーダースーツ ダイシン

手作り感の残るサイトだけれども、その情報の質と量はスゴイ。読み進むにつれて不安がどんどん解消されていく、このプレゼンテーション・センスはなかなか。これに比べれば、IndoChinoなんぞまるで子供かと。

特に注目なのは、そのIndoChinoにもある生地カタログだけれども、無料コースと有料コースがある。無料コースは、カタログを送ってもらって、その中からオーダーしなければカタログの代金を支払う。もしくは規定の期間内に同封の封筒で返却する。

じゃ、有料はどうなるのか?スーツをオーダーすると、カタログ代はそのスーツ代金から差し引いてくれる。なるほど。フェアですね。

カタログメニュー

こうして、冷やかしをブロックしつつ、本当に買う気のある方だけを相手にしようという姿勢を持っているところが素晴らしい。

他には、もちろん寸法の計り方もあるけれど、もっと判りやすい「サイズ確認サービス」がある。今着ているスーツを送れば、それを元に採寸してくれるサービス。カシコイ。

サイズ確認サービス

ところで、ボクはオールマンというオーダーメイドのアコースティックギターを販売するサイトも運営しているのだけれども、1999年に始めたとき、実はこのダイシンさんをお手本にした。

一番悩んだのは、楽器は「鳴らしてみる」ものだからネットでは絶対に善し悪しが判らないということ。そこで、サンプルギターを作って試奏してみたいという人に宅急便で送ることにした。

2~3日自宅で弾いてもらって、また宅急便で返してもらう。気に入れば、そこから仕様打ち合わせを始めて見積もりを出す。好みが合わなければ返してもらうだけ。

で、返送の際の送料は負担していただく。オーダーいただければ、その返送料は差し引かせていただくという、ダイシンさんそのまんまの手法。こうすると、本気の方だけを対象にできる。

始めた当初、「帰ってこなかったらどうするの?」と心配されたけれど、それから今日現在まで一度も紛失することなく無事に帰ってきている。ちょっと大げさかもしれないけれど、ギターを愛する者同士、ボクとお客様との間に一種の連帯感を感じる。

ま、それはそれとして、ネットでオーダーメイドはやり方次第で大いに可能性があるし、まだだれも始めていない商品があるはず。ちょっと考えてみては?

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    残念ながらありません。

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