In: マーケティング情報
18 7月 2008検索エンジンありきのマーケティングに、今は頼らざるを得ないにしても、いずれそれに代わって「ヒト」経由に情報を収集し共有する仕組みが実現するだろうと、ボクは考えている。
既に、「ヒト」がその多くを担う検索サービスもあるにはある。けれども、今のところまだキーワードをよりどころに機械的に結果を引っ張ってくるアルゴリズムが、検索エンジンの検索エンジンたるところとされている。
その代表格であろうGoogleが妙なことを始めていると、TechCrunchがリポートしていて、これが実に興味深い。
Googleは毎日のように新しい検索インタフェイスをテストーますますDiggふうに
要するに、検索結果をユーザーが評価するシステムの導入をテストしているんだそう。うむむ。
『ユーザは検索結果の良し悪し評価を投票でき、[悪]を投票するとその検索結果は画面からパッと消える。[良]に投票すると、その検索結果が最初のページへ移動する。』
さらに、
『検索結果にコメントを付ける機能もテスト中だ。その画面には、プロファイルにリンクしているユーザ名があり、さらに、ほかのユーザがコメントの良し悪しを投票できる。』
これは、キーワードにのみ依存する、文字通り機械的な検索エンジンの性能に満足しないネットユーザーに期待を抱かせる話。
検索なんだから当たり前だろうが、と思うかもしれないけれども、キーワードのみで自分の行きたいサイトを探し当てるのは、実は結構難しい。
キーワードは、大海に漂流する難破船に、一筋の光を投げかける星に相当しても、灯台の光ほどのパワーはない。星を見て位置を知るには、そのための知識と技量が必要だけれども、灯台は誰が見ても陸地を意味する。
そもそも、キーワードで得られる結果にはノイズが多い。あるいは、賞味期限切れや、中にはガセネタも。陸だと思ったら、他の難破船だった、ということもしばしば起こる。一緒に溺れてしまっては意味がない。
それよりも、自分の属するコミュニティの中で答を求めた方が、よっぽど解決は速い。自分の信頼の置ける領域で判断する方が打率がイイのは容易に想像がつく。それが自分と同じような属性の中であれば更に精度の高い結果も期待できる。
このGoogleのテストは、そうした「ヒト」の要素を組み込もうとしているわけで。いきなり灯台にはならないにしても、多くのノイズやガセネタを省く助けにはなる。プロファイルと評価を絡めることで、いわば参加型の検索エンジンにまで行くのだろうか。あ、あの、Googleが…。
意外だけれども、そうするとやっぱり、「ヒト」検索がネットユーザーの問題解決に大いに役立つということを証明する日は近いのかもしれないな。
とすると、ネットマーケティングも、キーワード頼みに代わる方法を取り入れなければいけなくなる。
ぼちぼち、準備しておいた方がイイですよ。
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